神社の由緒

アメリカ椿大神社(カリフォルニア州ストックトン市)1987-2001

アメリカ椿大神社は、伊勢国一の宮である椿大神社(つばきおおかみやしろ)を本宮とするアメリカ分社であります。椿大神社の主祭神は猿田彦大神で、地祇(くにつかみ)、地球国土守護の神、祓い清めをして人々を正しい方向へ導く正義の神です。

またその妻神、天鈿女命(あめのうずめのみこと)を芸能・芸道の神、鎮魂の神、縁結びの神、夫婦家族和合の神としてお祀りしています。

加えてアメリカ椿大神社では太陽の神・天照大神、命の糧を支える豊穣の神・宇賀之魂神 (うかのみたまのかみ)、北アメリカの守護神としてアメリカ国土国魂神(こくどくにたまのかみ)、それに合氣道の神として天之村雲九鬼さむはら竜王を併せてお祀りしています。

アメリカ椿大神社は1986年、カリフォルニア州ストックトンで日本国三重県の椿大神社第96代宮司山本行隆師により建立されました。アメリカ椿大神社は 北アメリカに建立された初めての神道神社であります。以後代々日本の本宮から派遣された神職が神社神道をアメリカに紹介することに努めてきました。

1992年、椿大神を祀る神流(かんながら)神社がローレンス光一バリッシュ師によりこの地に建立されました。2001年、神流神社に隣接する17エー カーの土地を奉(まつり)財団がアメリカ椿大神社に寄進し、神流神社の境内にアメリカ椿大神社が遷座、合祀されることとなりました。

アメリカ椿大神社は神聖な大自然から清新な氣を得て、諸々の災いを清め、新たな活力を産み出す場であります